危険性の回避 |
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治療が進み、症状が安定し、安心してきますが、ここで油断してはいけません。 病魔は、再び襲ってくる可能性を秘めていますので、患者さんもご家族の方も、苦しむ日々をまた、迎えるかもしれません。 再発しないためにも、予防について学んでいきましょう。 |
再発の原因 |
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治療のおかげで、症状が軽くなっていきますが、まだまだ回復途中なことも多いです。 自己判断で、投薬や定期受診を止めてしまうと、再び再発す可能性があります。 外傷とは違い、心の内面はとてもナイーブな状態です。小さな事で傷つき、再発を引き起こしてしまいます。 どんなに些細なことでも、小さなストレスから再発されることが確認されていますので、注意し色々と気をつけるようにして下さい。 |
サインの確認 |
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再発したときも、なかなか気付かれないときもあります。再発に気付くのが遅れた場合、今よりも長期化する事も考えられます。再発のサインを確認しておきましょう。 ・適正な睡眠が取れなくなる。 ・急激に活発になる。 ・自虐的行動が見られる。 ・コミュニケーションが無くなりはじめる。 ・うつのような状態が多くなる。 |
再発の対策 |
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統合失調症という病気は、いまだ解明されていません。再発もまた、解明されてはいません。 病気の症状が軽くなったと思い、自己判断で投薬や通院を止めてしまうと、再発する可能性があります。油断大敵とは、よく言ったものです。 自信過剰による診断は、身体に悪影響を及ぼします。症状の悪化で、心のストレスとなるでしょう。 そうならないためにも、主治医と相談し、投薬量の調節・通院期間の調整等の相談と、治療方法変更等を話し合って、決めていきましょう。 また、生活リズムの乱れも良くはありません。改善していきましょう。 |