統合失調症のサイト

経過

あせらず
統合失調症の症状は、長い経過で推移します。時期によって変化していく病気です。


多くの場合、陽性症状から始まり、陰性症状を経て、平常心を取り戻していきます。


統合失調症の経過や症状は、誰もが同じ経過を辿りません。一般的には、ゆっくりと時間を掛けて回復をしていきます。


適切な治療を受けることによって、多くの患者さんは良い状態まで回復し、自立した生活を取り戻すことができます。



ゆっくり
統合失調症の症状は、大きく4つに分けられ、徐々にゆっくりと回復していきます。


①前駆期⇒前兆となる自覚症状が現われはじめる。


②急性期⇒興奮や混乱などの激しい症状が現われはじめる。


③消耗期⇒心身ともに消耗したエネルギーを蓄える時期。


④回復期⇒回復のペースはゆっくりですが、少しずつ焦らずに。



わかりやすく
人との関わり合いや、物事への関心などが薄れ始め、気力がなく、単調な言葉遣いが多くなっています。


回復のペースはゆっくりですが、少しづつ出来ることが広がっていきます。


自分の興味のあることを中心に伸びていきますが、デイケアや作業所などに参加してみようと、考え始める時期でもあります。


陰性症状は、長期に渡り、何度も再発する可能性を秘めていますので、長期的に見て、落ち着いた治療が必要となるでしょう。



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