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接し方


患者さんと向き合う
前駆期を経て、急性期になる頃に病院へと向かうことが多いと思います。異変に気付く頃、被害を受けやすいご家族。


ご家族は、患者さんの陽性症状に翻弄されながら、どう対処すべきかを考えて行動しているかと思います。


患者さんの心の中では、酷く混乱し、暴れてはいますが、不安と恐怖に、身体も心も疲れ切っています。


患者さんを、この病魔から救ってあげるには、ご家族の方は、症状を悪化させたり、自信が被害を受けないようにしなくてはなりません。


患者さんと自然に接するように、考えて行動していきましょう。





陽性症状への対応
まずは、患者さん本人が聞こえたり見えたりする、幻聴や幻想を良く聞いてあげましょう。次第に落ち着いてくるはずです。


患者さんの話を否定すると、返って悪化する可能性があります。曖昧な返事で受け流すようにして下さい。


また、そのような症状が、病気によるものだと言い聞かせるのも良くはありません。逆効果になる事でしょう。





陰性症状への対応
この症状は、うつ病と似ているため、ご家族の方は、まずその違いに気付いておかなくてはなりません。


ジメーっとした暗い患者さんを、励ますようなことは止めた方が良いと思います。逆効果となって返ってくるでしょう。





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