統合失調症のサイト

注意点


誤った接し方をすると
統合失調症を発症した患者さんと、一緒に過ごすご家族。一番身近な存在です。


誤った接し方をすると、病状が悪化する可能性があります。そうならないように、注意が必要です。





心を汲み取る
風邪などのような、普通の病気ならば、色々と気にかけたり、励ましたりすると思います。


しかし、このような心の病気は、同じような接し方では、心が伝わるどころか、悪化させる場合もある、そんな繊細さがあります。


患者さんの心を読取り、思わぬ行動や言動で悪化させないように、接し方に注意していきましょう。





症状を安定させるためにも
患者さんの接し方も、ご家族側の配慮も、実は間違ったもので、症状を悪化させてしまう、再発させてしまう、ということがあります。


患者さん自身が負担になるので、病気で入院したことを、病気のせいにしないようにして下さい。


また、患者さんとの距離を、程良く保ちましょう。冷たくするのも、過保護になりすぎるのも、あまり良くはありませんので。





安心しないように
病院で、治療を続けていると、主治医や看護師さんに、患者さんを任せ、ご家族は、特に何もしないというのも良くはありません。


一番、患者さんと接する事が多いのは、ご家族ですので、放任主義にならないようにもしましょう。




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